１０月調理実習はハンバーガーなのだ

　誰が望んだのか、ハンバーガーです。パテづくりから、月見の目玉焼きまで、手作りです。

 今回から、マスクと手袋、三角巾をしています。
バナナのむき方を知らない人がいました。
玉子を割るのに優しすぎる人などがいます。
　調理実習の意義、大いに高まりました。






 並んで、クリームシチューの具を用意しています。鶏肉を入れ忘れてとっても淡白なしちゅーになりました。

「ハートでアート」入賞の通知がありました。

　今年初めてメンバー全員で取り組んだ、ハートでアートに入賞者が生まれました。
就労継続支援B型誕生日ありがとうにとってはノーベル賞に負けないだけの価値があります。

２日ほど練習して、一気に書き上げました。筆者は書き上げて椅子にへたりこんでいました。

施設としての初挑戦で見事的を射ました。アートの活動には限りがありません。作業の合間に取り組むには大きな制約があります。来年も一層精進して取り組みます。

嬉しい知らせです。表彰式があります。ほんとうによかった。

１０月の「いちいちバザール」

　今月も「いちいちバザール」がありました。

　店づくりを終わって、写真撮影です。いつもの通り、デュオ神戸の「サンポルタ広場」が会場です。
東北大震災から１年７ヶ月。まだまだ支援が必要です。
　

白頭掻更短（４）いろはかるた

「いろはかるた」を知らないメンバーが過半です。家族でお正月にカルタ取りって風情はもう過去のものでした。
　上方・江戸・尾張とかるたの読み札（セリフ）は違っています。覚えのないものがあります。
せんちで饅頭、しはん坊の柿のさね、ゆうれいの浜風・・・。江戸時代にできたもののようですが

　犬も歩けば棒に当たる・花より男子・目の上のコブ・亭主の好きな赤烏帽子と続きます。
これは江戸もの、上方は「一寸先は闇・針の穴から天覗く・盲の垣覗き・寺から里へ」です。
　正月へ向け、就労継続支援B型誕生日ありがとうの「オリジナルかるた」を作ってみようとの声が上がりました。さてどうなりますやら！

白頭掻更短（２）「幸」の古代文字

　白川静さんの漢字学に沿って、メンバーと象形文字としての成り立ちを考えていきます。
第１回として、「幸」を取り上げました。「手枷」の象形とはびっくりです。
　「手枷」を検索すると、萌え系のイラストものか、AVが前に並びます。
徳川時代の時代劇でも、韓流ドラマでも、大きな手枷・足枷を見ました。現代なら手錠でしょうか。

小山鉄郎「漢字物語」137より

　「自由」が奪われる刑でも、「しあわせ」だった中国民衆は・・・　
関連の「執・報・圉」にまで、話が及びませんでした。
１０月２日に話しました。
　

ボランティアセミナーでグランドゴルフ交流に参加しました

ボランティアセミナー第３回に参加しました。メンバー全員がグランドゴルフをしました。
楽しかったようですね。他施設のメンバーとも交流も出来ました。

広い場所がないとできないかな。
施設でもみんなとヤリたいの声が出ました。

白頭掻更短（1）ご飯味噌汁の位置

　毎朝、メンバーは９時半に集まります。このときなにげに健康度・集中度を探ります。気持ちを作業に向けるため、すこし管理者として無駄話しをしています。話題に事欠きません。
 このブログでも、その一端をご披露します。名づけて「白頭掻更短」（はくとうかけばさらにみじかく）です。杜甫『春望』から摂りました。次に「渾欲不勝簪」で絶句は終わります。訳は「自分の白髪頭をかくと、心労のために髪の毛も短くなってしまい、役人が頭につける冠をとめるかんざしも挿せないほどになってしまった」 です。
　きょうは「ご飯、味噌汁の位置」を語りました。
　前日、メンバー間で、お茶碗、味噌汁の配膳位置がばらばらが、気になるとの声が上がりました。

この資料からすると、ご飯が左で、汁が右ですね。解決しました。
　さらに、コーヒートスプーン・紅茶とスプーンの位置も調べました。
定説はあるものの、ねばならない置き方はないようです。
１０月３日に話しました。
　
こんなふうに、役に立つのどうか？のことを報告していきます。よろしく。