今年も神戸市中央区障害者自立支援協議会が主催する「成年後見制度基礎セミナー」が終わりました。水曜日3週続けての講座でした。権利擁護部会としてのかかわりから、毎回顔を出してきました
講師のお話はすべて具体的でわかりやすく、とってもいい講座でした。
後見人にできないこととして「手術・侵襲的検査への同意」が取り上げられていました。
「侵襲的」とは初めて耳にする言葉です。漢字変換に候補として出ますから立派に存在しているようです。小生が知らないだけでした。
「医学用語であるため、一般の感覚と異なる。侵襲とは、「
病気」「
怪我」だけでなく「
手術」「
医療処置」
のような、「生体を傷つけること」すべてを指す。なぜなら、病態であれその治療であれ、侵襲に対する生体の反応は同じであり、それを知らずして(侵襲を以
て)人を治療することはできないからである。 英語では、形容詞形のinvasiveとして使われるケースが多い。その対義語の
non-invasiveは「非侵襲」という。」
「医療行為としての侵襲は、外科手術などによって人体を切開したり、人体の一部を切除する行為や薬剤の投与によって生体内になんらかの変化をもたらす行為などを指す。
このような行為は
医師法により
医師でなければ行ってはならない。一般に行われている医療行為は人体に対する侵襲である。医業かどうかの境目はこの侵襲する行為があるかどうかによって判断が分かれる。人体を侵襲する目的で作られた器具や機械は
医療機器として扱われる。」
医療・医学用でした。
また「後見を申請できるのは、本に以外に親族では4親等」とは知っていましたが、『姻族』が3親等とは知りませんでした。
毎回、学ぶことはいっぱいあります。また来年企画します。楽しみなことです。
チラシをUPしようとしましたが、
去年分しかありません。ごめんなさい。