2012年9月14日金曜日

介助犬

 
 ボランティアセミナーに参加しました。今回は介助犬について講習を受けました。会場に行くと、オリザという黒のラブラドールレトリバーが出迎えてくれました。兵庫介助犬協会の訓練士の方が言うには、講習中は触ったり、話しかけたり、じっと見つめたりすると、犬の気を引くことになるので、しないでくださいということでした。













 話を聞いたり訓練の仕方などを教えてもらいましたが、介助の訓練や仕事は犬にとって決して厳しいものではないと言っていました。必ず介助犬になれるわけではないけれど、それらは遊びの延長みたいなものとも言っていました。全国で活動している介助犬は、わずか62頭しかいないみたいですが、その存在自体まだあまり知られていないようです。

 実際、介助の必要な方は、たくさんいます。でも、介助犬の存在を知っていても頼るのをためらう人も少なくありません。それはやはり、介助犬の世話や、それに掛かる費用など、問題はいろいろあるようです。犬は自分の世話をしてくれた人によく懐くので、障がい者の方自身に面倒を見てほしいということでした。
 講習を受けて、介助犬と共に生きている障がい者の方や、介助犬を、社会の仲間として受けいれ、温かく見守ることが大切なんだと思いました。そう簡単にはいかないと思いますが、一つ一つ理解を示していけたらいいと思います。
                       <蓮>  

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