2012年6月19日火曜日

兵庫県障害者虐待防止・権利擁護研修に参加

6月18日(月)丸一日かけて、研修に参加しました。「平成24年度兵庫県障害者虐待防止・権利擁護研修」です。西宮アミティホールが会場でした。座席は9割かた埋まっています。障害福祉サービス事業に関る管理者・サ-ビス管理責任者、障害者雇用主などが対象です。
「虐待防止・発生時対応に係わる管理者の役割」を厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課地域移行・障害児支援室虐待防止専門官障害福祉専門官の曽根直樹さんから聞きました。ご自身がおっしゃっているのですが、肩書が50文字弱もあって、「虐待専門員」と略されて困っているとか。午後は「行動障害のある方への支援技術と施設運営ルール」を上田晴男さんの話でした。
芦屋市権利擁護支援センター、NPO法人PASネットセンター長・理事長という方です。
とてもたいせつな内容でした。研修内容を職員に周知徹底をさせてくださいとのことです。
パネルヂスカッションでは「裁判・裁判外解決プロセスの実例紹介とQ&A」です。玉木幸則さんの司会・進行ぶりに感心しました。自身の主張もしっかり盛り込んで、出席者にも充分発言願い、時間を使い切っています。
さて受講しての感想です。あまり寝ないで最後まで聴きとおせました。
虐待を5分類していますが心理的・放任放置に対して意識が薄いことに気づきます。
「・・・しないと、・・・させない」式のプレッシャーはスタッフとして、日常的にやりかねません。
子ども扱いをする、何度言ったらわかるのなど、禁句もまだ徹底していません。
裁判裁判外の事例を学ばせることは、行政は、努力の先に、確率的に、紛争は避けられないとみていると感じました。
責任・謝罪とか、微妙な問題を含みます。さらに研鑽を深める必要があるようです。



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