2012年7月21日土曜日

川崎重工第1650番船進水式に行きました

神戸港振興協会主催の「ばら積運搬船進水式」見学会に出ました。就労継続支援B型誕生日ありがとう」としては2回目です。往復はがきで参加を募っています。往復はがきで対応します。メンバーがはがきの記入をしました。参加は10名(メンバー7、スタッフ2、親1)です。
早朝の雷豪雨で今回は行けないかもと危惧しました。B型を出る頃は、雨が上がっていました。
さて歩いて行きます。川重正門まで直線で996M20分の道のりです。
  正門を入って、受付を済ますと船体が見えてきました。船首を式用に飾っています。楽団の音が聞こえます。乳母車を押した母子がいたり、工場全体を解説したり、船の式後にどう海上に浮かぶかを手振りを交えて熱く語っている集団もいます。OBかな。随所に立つ所員の顔は誇らしげです。
アナウンスが聞こえてきます。式典が始まりました。参加者のロープの限界まで船尾に近づいていて、船首前の式典は見えません。神戸市消防局の国歌が流れています。しばらくして、船底のかましを外しています。赤旗を掲げた指揮者に従い、役目を帯びた数人がもぐりこんで外しています。

「進水!」が聞こえました。船首ではくすだまが割れ、風船が舞います。船体がゆっくりと滑り出しました。加速して神戸港へ流れていきます。ほとんど音がしません。

重巡洋艦「摩耶」

川重神戸は1650の船を建造。その中には、海軍艦艇もあります。経済恐慌の影響で川崎造船所が破産寸前であったとき、建艦体制維持の観点から海軍が介入、摩耶は神戸でつくられることに。摩耶山の天上寺の中腹には「軍艦摩耶之碑」が建てられています。空母や潜水艦もつくられています。
現在は三菱重工神戸造船所と潜水艦をほぼ交互に建造しています。神戸が潜水艦の唯一の工場です。川崎重工HPには「我が国初の潜水艦を手がけて以来、これまで80隻以上の建造実績を持ち、日本における潜水艦建造のパイオニアである川崎重工は、水中技術の分野で数多くの成果をあげています。」とあります。

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