2012年4月24日火曜日

山吹が咲いています

「就労継続支援B型誕生日ありがとう」のある西多聞通1丁目の国道28号線(神戸市中央区―徳島市)、428号線(神戸市中央区―三木市吉川IC)の十字路を1ブロック北へ行くと、角に、「山吹」が咲いています。
山吹には、一重咲きと八重咲きがあります。八重は実を結びません。学名Kerria japonicaに「日本」の意があります。英名もJapanese kerriaです。日本・中国が原産です。バラ科ヤマブキ属。枝は株元から伸ばし、地下茎が伸び芽を出す。


 『後拾遺和歌集』兼明親王歌七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」を知らなかった事を恥じて、それ以後道灌は歌道に励んだ故事があります。豊島区神田川に架かる面影橋たもとに「山吹の里」の碑があるそうです。新宿区には「山吹町」があり、東京都立で山吹高校があります。


  熟成古酒「山吹」は秋田県大仙市(旧大曲市)の酒です。
 花言葉は「金運・気品・崇高・待ちかねる」です。
  やまぶき色は日本の伝統色のひとつです。こどものころ「やまぶ黄」色と堅く信じていました。
黄色の花からとられた色名は山吹くらいしかありません。
ほろほろと山吹ちるか滝の音(芭蕉) 
<BYはせつかべ>
 

1 件のコメント:

  1. 山地の樹陰などに育つ「ヤマブキソウ」もあります。花の色が似ているのでつけられたのでしょう。罌粟(芥子)科です。母ツバメがこの植物の汁で雛鳥の眼を洗って視力を強めるといわれギリシャ語の「chelidon(つばめ)」が語源。

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