2013年1月9日水曜日

集字(7)会津八一の集字

会津八一の歌も集字されています。

歌は、「くろごま の あさ の あがき に ふませたる をかの くさね と なづさひ ぞ こし」 
(黒駒の朝の足掻きに踏ませたる岡の草根となづさひぞ来し)
歌意は聖徳太子が朝、黒い馬に乗って走り、その馬に踏ませたのがこの岡の草だと懐かしく思いながら、心を込めて橘寺のあるこの辺りにやって来た。
  やいちさんの説明では、橘寺の歌碑は「集字」によるものです。これについては批判もあるようですが、“王羲之の字を集めた「集王聖教序」のような伝統ある手法”だとのことです。碑陰にも明記されています。


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